SUN'S ころもシェルター
ライフ イズ わんダフル!
私たち夫婦がこの場所に引っ越して間もなくのことでした。
リードにもつながれていない犬たちが数匹、家の近くをうろうろしています。どうやら家から200mほどのところある家?から来ているようでした。近くに行くと10匹を超えるであろう犬の鳴き声がします。
私が初めて目にした多頭飼育崩壊の現場でした。
後日レスキューに入って下さったのは、今でも私の師匠である方々のいらっしゃる「一匹でも犬ねこを救う会」様でした。レスキューに同行させていただいた私は、「保護犬」という存在を知ります。綺麗なお部屋で、愛情をたっぷり注がれておうちを探すわんこたち。いつかお手伝いをしてみたい、と思うようになりました。
そんな中、世界では現実に戦争が起こり多くの方がなくなったり日本では阿部元首相が狙撃され亡くなる事件がおきました。
「こんな時代に、私にも何かできることがあるだろうか。」そう考えるうちに「おうちを探すわんこたちを少しでも幸せにできるシェルターを作りたい。」と思うようになりました。
少しずつ仕事をつづけながら準備を進めるうちに、多くの方々との出会いがあり、手作りでシェルターを作る私たちを応援してくださる方も増えてきました。また、一匹でも犬ねこを救う会様から、預かりボランティアとして梅と福を託していただきました。
すべての犬たちを救うことはできませんが、私にもできることを少しずつでもしていきたいと思います。そして、Sun’sこもろシェルターにくる保護犬たちがここにいる間も、その先も幸せに暮らせるお手伝いをしていきたいと思います。
Sun’sこもろシェルターの合言葉は「ライフ イズ わんダフル!」保護犬に限らずここに来るわんこたちが「オレの犬生最高!」そう思えるような場所にしていきます。
森のドッグランもホテルもその理念のもと、運営をいたします。なかなか他の子と遊べずドッグランに行けない子やペットホテルに預けるのが心配な子も、安心して過ごせるよう努めてまいります。
いつかシェルターがいらなくなる時代がきて、動物たちが幸せに暮らせる世界が来るように願いながら、一歩一歩進んでいきます。
小沼 舞子 コヌマ マイコ
愛知県豊田市生まれ
看板犬のサンと猫のタキ・レタと旦那さん
保護っ子たちと長野県小諸市の山奥で暮らしています。